今日は、新しいソフト、「オーニングコンポーザー」の講習会に参加するために、東京・浜松町にある、テイジンフロンティアの東京支社に来ています。
「オーニングコンポーザー」とは、写真にオーニングの設置をシミュレーションできる3Dのプレゼンテーションのソフトです。
開発者のトムさん(アメリカの人)が直接説明をしてくれました。
具体的には、お客様の店舗や商業施設などの写真をお送り頂き、それにパース図を載せて、オーニングを設置した際のイメージ図を見ていただくことが出来るようになります。
これによって、お客様には、よりしっかりと設置のイメージをしていただけると思います。
常磐テント商会でも、このソフトを導入しますので、皆様には、より判りやすいサービスを提供できると思います。
このサービスについては、後ほど詳しくお知らせしますね。
ところで、とても気になることがあります。
それは、「AWNING」の読み方についてです。
日本語では「オーニング」または、「オゥーニング」でしょうか。
以前、外交官でスイスのジュネーブに10年以上お住まいだったお客様のご自宅に、オーニングを取り付けたことがありました。
そのお客様が、オーニングのことを「ヴォーニング」と発音されていました。
ヨーロッパ的な発音だと感じたことを思い出しました。
本日の講習会で使用した説明動画の中にアメリカのテント屋さんが出てきたのですが、その人の発音が「アーニング」だったのです。
何度聞いても、「アーニング」なんです。
AWの正しい発音の仕方が良く判りませんが、私の耳には、そのアメリカ人の発音では、「アー」と聞こえてくるのです。
そんな中、ふと昔に聞いた話を思い出しました。
昔、むかし、戦後のこと。アメリカの進駐軍がいた頃の話です。
当時の日本では、敵国語である英語が禁止されていました。
そんな中、アメリカの兵隊さんが、犬に向かって、「come!」と呼んだのが、日本人の耳には「カメ」と聞こえたのです。
水のことを「water」。
これは、「ワラ」に聞こえたとのことです。
当時の日本の人は、アメリカ人は、犬のことをカメと呼び、水のことはワラと言うのだと信じていたと言う、今となっては笑い話です。
しかし、情報が少ない状態では、自分の知識の中で判断しがち(それしか方法がない)なので、当然と言えば当然ですね。
これは、言葉だけでなく、いろいろなことにも当てはまります。
そもそもオーニングって何なのか?
オーニングを知らない人には、どんなものかは分かりませんし、何となく聞いたことがあるという人でも、「日よけ」の一種でしょ、と言う方もいらっしゃるでしょう。
大事なことは、オーニングを扱っている私たちが、正しい情報をもっと発信をして、正しく理解して頂くことにあると思います。
オーニングは、どんなもので、どんな効果があるのか、どんな用途に使ったりできるかのかなど、正しい情報を発信していくことが、これからの私たちの使命です。
犬をカメと思われないよう、正しい情報を発信していこうと改めて思いました。
閑題閉題
睡魔と闘いながら、講習会に参加していると、何を考えているのかわからなくなる始末です。
講師のトムさんが流暢な日本語で説明してくれましたことに感謝です。
これから、この「オーニングコンポーザー」を導入して、よりお客様に分かりやすく、オーニングをご提案して行きたいと思います。
オーニングに関して、何かご不明な点などございましたら、お気軽にご相談ください。